美川ムーバレーマルシェに御来場頂き、ありがとうございました。
丁度イベント直前にとんでもないヤツがとんでもない事をやらかしてしまいイベント自体が中止になってしまうのでは…とよりーねちゃんはヒヤヒヤしていた。
しかし数店の出店キャンセルもあったものの、なんとか開催に至った。
イベントへの出店者誘致を手伝っていただけに、開催されたのは本当に嬉しかった。
前回は手作り品販売のみのイベントだったが、今回はフリマ出店も有り、という事でバラエティ豊かな品物が並び、会場は賑やかだった。

よりーねゾーン(客が引き寄せられる)
よりーねちゃんの正面に出店していたフリマ出店の方に春日部のイケてるサラリーマンのフィギュアを頂いてしまった。今後はよりーねちゃんの下でイベント時の客寄せパンダとして社畜の道を歩んでもらおうと思う。

吸引力の変わらないただ一つの野原ひろし
今回のイベント、前回は飲食店の出店が少なかったことを受け、運営の方がお弁当の注文を取ってくれた。錦町府谷(ふのたに)のお弁当か、美和町渋前(しぶくま)のお弁当か。どちらも660円である。読み方だけではなく弁当の選択も難しい。よりーねちゃんは美和町渋前のお弁当を選んだ。

某ピンク玉星の戦士のごとく吸い込んだ食べた
よりーねちゃん的には卵焼きが甘い味付けだったのが嬉しかった。ここのところ塩辛い系の卵焼きばかりだったので、少し新鮮な気分だった。
鶏肉好きとしては甘辛チキンが入っていたのも嬉しかった。
卵にチキン。よりーねちゃんの前世はチョコボイーターならぬチキンイーターだったのかもしれない。
このお弁当を作っている仕出し屋『一心』ではテイクアウトの販売も行っているようだ。もしも美和町や玖北周辺をドライブする際には買ってみてほしい。
www.yamato-funtouki.jp
今回のイベントでよりーねちゃんもいくつか買い物をしたので紹介しようと思う。
一日目はお隣で、二日目は向かい側で出店していた『みなくるはうす下松』『みなくるはうす光』さんの木製ガーランドと布バッグである。
『みなくるはうす』とはHPによると特定非営利活動法人キセキが運営するいわゆる『脳に障がいのある方々の就労、リハビリテーションなどの支援を行うNPO法人』である。そこの入所者の方々が作ったり加工したりしたものを今回は販売していた。

好みすぎて買うしかなかった等と供述しており
ガーランドは色が好みだったので購入した。
そう、ここまではいい。しかし布バッグについては『ツッコミが追い付かない』という理由で購入した。この布バッグが目に入った瞬間、よりーねちゃんは某奇妙な冒険のカーズ様のように考えるのをやめそうになった。
まず絵柄の全体を見てみよう。

welcome to ようこそツッコミどころ満載パーク
すでに絵柄のクセが強い。しかしここはぐっと耐えて、細部を見ていこう。

うー、がおー☆
何故彼らだけ雌雄別々に描かれたのか。
ライオンとねこではいけなかったのだろうか……!
わざわざかっこ書きで分けられているのが何とも言えない。

きみは海じゃなくて陸のフレンズなんだね
シマウマからキリンに進化する過程を見事に切り取ったかのようなフォルムである。
いや、チンアナゴが海から陸に上がる過程を見事に切り取ったとも見える。
もしかしたら我々の知るキリンは元はシマウマだったり、チンアナゴだったりしたのかもしれないとすら思わせるデザインである。
少ししゃくれた顎のおかげで人語すら操りそうである。

わー!子育てもおしゃれもたのしー!というような表情
まさかのダブルポケット。
双子ちゃんの子育ても人生もおしゃれもカジュアルに楽しんでそうなこの笑顔、ライオン(めす)とほぼ同じである。ネコ科とカンガルー科には意外と田中さんと鈴木さんくらいの小さな違いしかないのかもしれない。

楽しそうでなによりだ
ちなみにチーターも同じ笑顔でこちらを向いたまま疾走している。
前を向いて走らないとぶつかってしまうのではと少し心配になるくらいの屈託のない笑顔だ。守りたいその笑顔。

違いを楽しむシリーズ
ネコ科もさることながら彼ら海の生き物もすごい。
その差、色と顎のしゃくれ具合である。
しかも現実の彼らは色もそっくり、顎もしゃくれてはいないのであくまでこの布バッグ上での判別方法である。書き添えられているひらがながなければ素人には見分けられない。
真ん中に書かれている金魚も拡大して色を変えてしまえば魚(さめ)との判別は厳しいものとなるだろう。
他にもツッコミどころが満載過ぎて、このバッグが登場するだけで1時間は話のネタにできそうである。
よりーねちゃんはこういう『話のネタになりそうなデザイン』が大好物である。
この布バッグのイラストは『みなくるはうす光』に所属する方が書かれたのだそう。
よりーねちゃんは、イラストとは、技術の高さ、デッサン力、上手い下手よりも如何に心を動かすかが重要だと思っている。その点でこの方のイラストはよりーねちゃんの心を鷲掴みにしてくれたので、かなり腕のあるイラストレーターだと思う。
よりーねちゃんもそんな高みを目指していきたいと思う。
もしもこのツッコミどころ満載で話のネタにもってこいの布バッグが気になる人は、『みなくるはうす光』に直接問い合わせるか、光市の『monouniver(ものゆにば)』に足を運んでみてほしい。おそらく見た瞬間どのデザインも某天然パーマ侍漫画のように『オイィィィィ』と心の中でツッコミの叫びをあげてしまうことだろう。
monouniver.amebaownd.com
ハンドメイドのイベントというのは往々にして、様々な人、モノに出会えるのが醍醐味である。まさかあんな山奥のイベントで障がい者支援施設の面白い感性に触れることができるとは夢にも思っていなかった。
いい出会いにしろ、悪い出会いにしろ、今後もイベントに積極的に参加して、広い世界を見ていきたいと思ったよりーねちゃんであった。